この記事では、「空爆」【くうばく】と「空襲」【くうしゅう】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「空爆」とは?
空からの攻撃を「空爆」といいます。
爆破の「爆」という漢字が含まれているように、敵国の境界線に張り込み、そこに住む人々を空から狙って爆撃を仕掛けるわけです。
この方法は、戦争のとき米国側が日本の上空まで飛んできて、多くの人や軍にダメージを与えるために攻撃します。
そんな「空爆」には、急襲や航空攻撃、空挺作戦、特殊作戦など4つの襲撃方法がありました。
「空襲」とは?
航空機にあらかじめ搭載してある兵器を敵国の領土に落とし、襲撃する行為を「空襲」【くうしゅう】といいます。
空から襲うといった意味合いで使われている言葉であり、敵国に多大な損害を与えられる攻撃の方法でもあるわけです。
第二次世界大戦では軍事施設を攻撃して破壊させるため、米国は飛行機を何台も飛ばしました。
また、都市部への「空襲」も連日行われ、東京の街は火の海と化します。
「空爆」と「空襲」の違い
「空爆」と「空襲」の違いを、分かりやすく解説します。
空中から爆撃する攻撃方法を「空爆」といい、航空機から襲撃する方法は4種類ありました。
作戦と戦術、戦略的も取り入れては空から爆撃するのです。
もう一方の「空襲」は敵国の力を弱めるため、軍事施設や工場を破壊するために行われる襲撃です。
一度に多くの人の命を奪うのが目的であるため、都市部を狙って「空襲」を仕掛けます。
第二次世界大戦では米国からの襲撃に備えて、いくつもの防空壕を造ってはその中へ逃げたわけです。
「空爆」の例文
・『人々は空爆されたとき逃げ回り、命からがら生き延びた』
・『敵の航空機から激しい空爆を受けて、人々は恐怖に慄いた』
「空襲」の例文
・『空襲は産業が盛んな都市の駅近くがよく狙われた』
・『日本では、過去に60回もの空襲を受けた都市がある』
まとめ
どちらも空から敵国を狙うための方法ですが、攻撃方法や狙う場所などに違いがありますので、異なる点を調べてみるといいでしょう。