「シンガーソングライター」と「アーティスト」は双方とも芸術や音楽に関する言葉ですが、それぞれの意味が異なるため区別して覚えることが必要です。
この記事では、「シンガーソングライター」と「アーティスト」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シンガーソングライター」とは?
「シンガーソングライター」は、「主にポピュラー音楽において、自分で作詞作曲を手がけて歌う人」を示します。
「シンガー」は「歌手」を、「ソングライター」は「作曲する人」を意味し、英語では“singer songwriter”と表記されます。
なお、自作の音楽を自分で演奏しながら歌う場合もあります。
「アーティスト」とは?
「アーティスト」は英語の“artist”が語源となった言葉で、「音楽、絵画、演劇などあらゆる芸術分野で活躍する人」のことを示します。
日本語では「芸術家」と訳されます。
そのほか、創造的な才能を発揮し、独特な表現方法で芸術作品を作る人のことを指す場合もあります。
「シンガーソングライター」と「アーティスト」の違い
「シンガーソングライター」と「アーティスト」の違いを分かりやすく解説します。
「シンガーソングライター」は、「自分で作詞作曲を手がけて歌う人」や「自作した音楽を自分で演奏しながら歌う人」を意味します。
日本で有名な「シンガーソングライター」として挙げられるのは、井上陽水、山下達郎、星野源、米津玄師、松任谷由実、宇多田ヒカル、椎名林檎、あいみょんといった面々です。
海外では、ボブ・ディラン、ポール・マッカートニー、シェリル・クロウ、テイラー・スウィフトなどが有名です。
一方、「アーティスト」は「芸術家」を意味し、「音楽や美術、絵画、演劇、彫刻など幅広い芸術分野において活躍する人」のことを指します。
日本では岡本太郎、葛飾北斎、横尾忠則、草間弥生などが該当します。
海外では、パブロ・ピカソ、レオナール・フジタ、アンディ・ウォーホル、キース・ヘリングなどが有名です。
まとめ
「シンガーソングライター」は「自分で作詞作曲を手がけて歌う人」を、「アーティスト」は「あらゆる芸術分野で活躍する人」を示します。
二つの言葉の意味を正しく認識して、芸術やエンターテイメントに関する言葉の知識を増やしましょう。