「老若男女」と「男女老幼」の違いとは?分かりやすく解釈

「老若男女」と「男女老幼」の違いとは?違い

この記事では、「老若男女」【ろうにゃくなんにょ】と「老幼男女」【ろうようなんにょ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「老若男女」とは?

老人から若者まで幅広い世代と、男性から女性まで性別に捉われない言葉を「老若男女」【ろうにゃくなんにょ】といいます。

「老若男女に問わず使える商品」といえば、若い人から年老いたご老人を指し、さらには10代の若い男性、女性といった人々を対象として表すとき使うわけです。

老いも若き人も男女関係なく参加して楽しんでほしいといった告知や、気軽に足を運んでもらいたいといった宣伝するときよく使われています。


「老幼男女」とは?

老いた人から若者まで年齢に関係なく対象とし、さらには男性や女性も含む言葉を「老幼男女」【ろうようなんにょ】といいます。

例えば、「老幼男女を魅了する作品を展示する」とは、年齢に関係なく、幅広い年代の女性や男性を対象としていると伝えるわけです。

「老幼男女が楽しく暮らす町」といえば、そこに住む多くの人のほとんどが楽しく暮らせる場所を示します。


「老若男女」と「老幼男女」の違い

「老若男女」「老幼男女」の違いを、分かりやすく解説します。

「老若男女が団結した」といったように、若い人も高齢の方まで一緒に力を合わせたとか、年齢に関係なく働ける会社にするといった場面で使われています。

もう一方の「老幼男女を問わない商品」といった使い方をするように、若い世代からお年寄りを対象に勧めたり、社会を創りだすと意気込みを表すときに使う言葉です。

「老若男女」の例文

・『老若男女に関係なく、笑える舞台を目指した劇団が話題だ』
・『老若男女が楽しく大会に参加して、地域の団結力を深めた』

「老幼男女」の例文

・『大勢の老幼男女が快適に暮らせる集合住宅が話題だ』
・『老幼男女まで対象とした着物は年齢に関係なく着られる』

まとめ

似ている言葉ですが、使い方に違いがありますので、自分なりに異なる点を見比べて状況に応じた使い分けをしてみるといいでしょう。

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