「カルダモン」や「コリアンダー」は香辛料として様々な料理に使われています。
この記事では、「カルダモン」と「コリアンダー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カルダモン」とは?
「カルダモン」とはショウガ科のショウズク属とアモムム属など複数の種子から作られる香辛料を示す言葉です。
「カルダモン」はインドやインドネシア原産であり、現在ではグアテマラが世界最大の生産国となっています。
「カルダモン」はバニラやサフランに次ぐ高価な香辛料であり、風味が爽やかで上品なことからスパイスの女王とも呼ばれています。
「カルダモン」はグリーンカルダモンとブラックカルダモンに分類され、種子を乾燥させたものは香辛料としてカレーを始めとする様々な料理に使うことが可能です。
「コリアンダー」とは?
「コリアンダー」とはセリ科コエンドロ属である一年草を示す言葉であり、こちらも香辛料として色々な料理に使われています。
「コリアンダー」は癖のある風味と香りがあり、人によって好みが分かれるのが特徴です。
「コリアンダー」の別名はパクチーやシャンツァイ、コエンドロと呼ばれており、これらは古くから中国やアジアなどで食べられていました。
「コリアンダー」は乾燥させたものを香辛料として使うことが多いのですが、パクチーは基本的に生食で使うのが特徴です。
「コリアンダー」は紀元前から使われていた記録があり、調理以外にも医療用にも使われていました。
「コリアンダー」の果実は熟すると甘くてスパイシーな風味になるのが特徴ですが、一方で葉や根、茎などは癖のある風味がすることから嫌いな人も存在します。
「カルダモン」と「コリアンダー」の違い
この2つはどちらも香辛料として有名であり、「カルダモン」は香辛料の中でも世界三位の高価なものとして知られています。
「コリアンダー」は別名パクチーと呼ばれる香辛料であり、癖の強い風味が特徴です。
まとめ
「カルダモン」や「コリアンダー」は香辛料として昔から様々な料理に使われてきました。