「国家公務員」と「地方公務員」はどちらも公僕と呼ばれる公務員ですがどのような違いで区別されているのでしょうか。
今回は、「国家公務員」と「地方公務員」の違いを解説します。
「国家公務員」とは?
「国家公務員」とは、「国家機関や中央官庁など国に雇われて働く公務員」を意味する言葉です。
「国家公務員」の使い方
公の期間に所属し公共サービスを提供するために働く人のことを「公務員」といいます。
公務員と一口に行っても働き方は様々です。
役所の窓口で働く人や警察に勤める人、消防署で働く人や官庁で働く人など地元の内容や働き方を問わず公の機械や組織に所属している人は全て公務員です。
公務員のうち国家機関や中央官庁など国に雇われて働く人を「国家公務員」といいます。
「地方公務員」とは?
「地方公務員」とは、「地方自治体に所属する公務員」を意味する言葉です。
「地方公務員」の使い方
県や市、区や村など地方自治体に所属して働く公務員を指します。
地方自治体が行う採用試験を受けて合格した人が「地方公務員」に当たります。
県庁や区役所で働く職員のほか県警で働く警察官も「地方公務員」です。
「国家公務員」と「地方公務員」の違い
「国家公務員」と「地方公務員」の違いは「所属先」です。
「国家公務員」は国家に雇われ所属する身分であるのに対し、「地方公務員」は県や市など地方自治体に雇われ所属する身分であるという違いがあります。
採用試験も「国家公務員」は国家公務員採用試験を受験しますが「地方公務員」は地方公務員採用試験を受験し、採用制度そのものが異なります。
「国家公務員」の例文
・『国家公務員を目指して勉強する』
・『事務次官は国家公務員のトップである』
「地方公務員」の例文
・『地方公務員を希望する学生は多い』
・『区役所の職員は地方公務員だ』
まとめ
「国家公務員」と「地方公務員」は同じ公務員でも所属先は身分が異なります。
それぞれの違いを正しく理解しておきましょう。