「付和雷同」と「附和雷同」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「付和雷同」と「附和雷同」の違いとは?違い

この記事では、「付和雷同」「附和雷同」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「付和雷同」とは?

相手の意見に合わせて側につくことを「付和雷同」【ふわらいどう】といいます。

自分の考えや物事を深く考えず、相手に意見を合わせて指示に従うわけです。

相手に付くという意味がある「付」と、意見を聞くの「和」に光加減や大きさを問わず、同じように鳴る雷に例えて、あらゆる物の考えを合わせるという意味合いがあります。


「附和雷同」とは?

主張するほどの考えもなく、すぐ周囲に意見や行動を合わせる人を「附和雷同」【ふわらいどう】といいます。

定まった意見が無いため、他人が放つ言葉がいいと感じればすぐ同調するのです。

いとも簡単に賛成するところがまるで同じ光と音がする雷のようにも感じるのです。

ただ、軽々しく相手の意見に従うところが何も考えられない、無知な人と思わせてしまいます。


「付和雷同」と「附和雷同」の違い

「付和雷同」「附和雷同」の違いを、分かりやすく解説します。

いかなる意見にも自分の方から合わせて、味方になるという意味がある「付和雷同」は自分の考えよりも相手を優先します。

このような状況になるのは、自分に定かな考え方がない状態であり、何も考えず相手の意見に同調して関係性を持つわけです。

もう一方の「附和雷同」「付和雷同」よりもむやみに同調する考えが強く出る言葉であり、他人の意見にすぐ流される人を指します。

「付和雷同」の例文

・『他人に付和雷同する人の意見は受け入れられない』
・『職場では付和雷同した方が上司に可愛がられる』

「附和雷同」の例文

・『弟は姉にすぐ附和雷同しておこぼれを貰う』
・『すぐ附和雷同する部下の考え方は計画的に感じる』

まとめ

読み方は同じ四文字熟語になりますが、意味の度合いに違いがあります。

どのような考え方する人にはどちらが相応しいかを考えてから使ってみましょう。

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