「普通の双眼鏡」と「防振双眼鏡」は具体的に何が違うのでしょうか。
今回は、「普通の双眼鏡」と「防振双眼鏡」の違いを解説します。
「普通の双眼鏡」とは?
「普通の双眼鏡」とは、「遠くのものを見るために使う両眼用の光学機器」です。
「普通の双眼鏡」の使い方
細長い筒に2枚のレンズをはめ込み遠くの対象物を拡大して見るための機器を「望遠鏡」といいます。
望遠鏡と呼ばれるのは一本の筒で構成された単眼用の機器で、望遠鏡を2つ束ねて両眼用にしたものは「双眼鏡」と呼ばれます。
「普通の双眼鏡」は両目で遠くの対象物を大きく見られるので自然の風景や生物を観察したりコンサートやスポーツの試合を観戦したりなど、離れた距離を見たい時に便利な機器です。
「防振双眼鏡」とは?
「防振双眼鏡」とは、「振動を自動で補正してくれる機能を備えた双眼鏡」です。
「防振双眼鏡」の使い方
双眼鏡は本体を手で持ち両眼に当て使覗き込んで使います。
本体を支えるのは自分の手のみなのでぴたりと静止することは難しく、ほんのわずかにぶれてしまうのは避けられません。
野生生物の観察や現場の偵察など精緻な観測が求められる状況ではわずかな手ブレが強く影響してしまいます。
双眼鏡保持時の振動を自動で補正し手ブレのない状態で観察できる双眼鏡が「防振双眼鏡」です。
わずかな動きなら自動で補正されるので対象物が視界の中で動かずしっかり観察できます。
「普通の双眼鏡」と「防振双眼鏡」の違い
「普通の双眼鏡」と「防振双眼鏡」の違いは「手ブレ補正」です。
「普通の双眼鏡」は手ブレがそのまま影響してしまうのに対し「防振双眼鏡」は補正により手ブレを感じることなく使えます。
「普通の双眼鏡」の例文
・『普通の双眼鏡の方が安い』
・『何の変哲もない普通の双眼鏡』
「防振双眼鏡」の例文
・『バードウォッチング用に防振双眼鏡を購入する』
・『防振双眼鏡で手ブレ対策は万全だ』
まとめ
「普通の双眼鏡」と「防振双眼鏡」は手ブレ補正の有無で区別されます。
価格差があるので手ブレ補正が必要かどうかよく考えて選んでください。