誤認している人が大多数!?
この記事では、「ACアダプター」と「充電器」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ACアダプター」とは?
1番最初に利用したのは据え置きのゲーム機にという方も多いのではないでしょうか。
ファミコン以前に『任天堂』が発売していたブロック崩しやテーブルテニスにまで使われていたほどです。
電池を使わない小型の電子機器に使われるのは今昔変わりません。
ただし50年前と明らかに違うのはその重さだと言っていいでしょう。
これは内部のスイッチング素子の高性能化によるもので、変圧トランスがそれに伴い小型化によるものです。
「充電器」とは?
現在充電器が一般的に見る事が可能なのは電動自転車や家庭用の工具、インパクトドライバーや各種ドリルなどです。
バッテリーを取り外して専用の充電器にセットし充電します。
特徴としては過充電を防ぐ制御回路がついている事でしょう。
そのため値段もそれなりに高くなり、電動自転車では付属の充電器がバッテリーの約1/3の価格1万円程度で販売店されているほどです。
「ACアダプター」と「充電器」の違い
「ACアダプター」と「充電器」の違いを、分かりやすく解説します。
「ACアダプター」は名称を直訳すればその役割がおのずと解る事でしょう。
“DC”つまり直流を“AC”交流にと変換する装置になります。
一方の「充電器」はコンセントから得た交流電流を直流化するのは「ACアダプター」と変わりません。
変圧、整流、平滑化の工程を踏んだ後に待っているのは充電制御回路での制御だと言えるでしょう。
いわゆる過充電を防ぎ突発的なアクシデントを防ぎます。
まとめ
「ACアダプター」はコンセントの直流を交流に変換する機能を持ちます。
トランジスタラジオや据え置きゲーム機の電源として半世紀以上前から使われてきました。
「充電器」は「ACアダプター」の機能を持ち合わせ、直流を交流に変換するとともに過充電を防ぐための充電制御回路を持っているのが特徴だと言えるでしょう。
サイズ・価格も「ACアダプター」は小型かつ安価ですが「充電器」は物によっては1万円前後と高価格。
バッテリーをセッティングできるほど大型の物が多いのも違う点と言えるでしょう。