「辞める」と「去る」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「辞める」と「去る」の違いとは?違い

この記事では、「辞める」「去る」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「辞める」とは?

与えられた職から退くことを「辞める」【やめる】といいます。

それまでは職場で働いていましたが、問題を起こしたり、仕事が出来ないときは責任を持って今の立場から立ち去る必要性があるのです。

それほど職場の空気を乱したり、人の足を引っ張るような行動したときは事態を重く見て、その場からきれいに所有物を持って消える行動に出ます。


「去る」とは?

今いる場所から遠ざかるという意味がある言葉を「去る」【さる】といいます。

移動するというよりも、目の前の状況に嫌気が差した人は見ていられないので遠くに行きたいと思うのです。

また、敵と戦った後、用事が済んだので「その場を立ち去る」といった使い方をします。

また、自らの意思でいつまでもその場にいても事態は変わらないとき、人は遠ざかってしまいます。


「辞める」と「去る」の違い

ここでは「辞める」「去る」の違いを、分かりやすく解説します。

自分が職場に多大なる迷惑をかけたとき、責任を持って会社から立ち去ることを「辞める」といいます。

また、与えられた任務をまっとうすることなく途中で去り、一切関わらない方が無難と感じたときも「辞める」という形を取るのです。

もう一方の「去る」は用事が済んだ後、さっさと「去る」ことで自分はもう関わらないという気持を伝えます。

「辞める」の例文

・『愚痴を話したり、身なりが前と変わるのは会社を辞める人の兆候だ』
・『自分の知識を仕事につなげて働きたいので、会社を辞める』

「去る」の例文

・『去る者は追わない彼女は、自分を振った男には二度と会わない』
・『戦いを終えて格好良く立ち去る俳優の姿に、女性は心を奪われた』

まとめ

理由があって会社を辞めたり、理由があってその場からいなくなる状況を表す言葉を取り上げました。

どのような場面で使われているかに目を向けて、うまく使い分けてみるといいでしょう。

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