この記事では、「自分なりに」と「独自に」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「自分なりに」とは?
他人の考え方ではなく、自分の頭で考えた内容を伝えるのが「自分なりに」【じぶんなりに】です。
自由に考えたことをその場にいる人たちに伝えるために使われています。
「自分なりの考えで決めた」といえば、人の意見には流されず、物事の成り行きを見てはどのような原因で起きたかを考えるのです。
とくに、問題が起きたときや、戦略を考える場面で見られる独自の考え方に焦点を当てています。
「独自に」とは?
周囲とはまったく関わらず、自分だけで考えることを「独自に」【どくじに】といいます。
「独自に磨き上げた技術力」といえば、人の力を借りずに学び、腕をつけたという意味で使うわけです。
このような力は他人に真似できない技術でもあり、その類稀なやり方を指します。
完成品は独創的で、個性的な仕上がりになるのも魅力です。
企業では「独自に」営業を活動したり、賃金規程を定めます。
「自分なりに」と「独自に」の違い
「自分なりに」と「独自に」の違いを、分かりやすく解説します。
問題や事故、事件が起きたとき、人の意見だけではなく、独自に考えて伝えることを「自分なりに」といいます。
営業においてはいかに商品が売れるか販売戦略を自分で考えて実行し、売上げ数を伸ばそうと実行するのです。
もう一方の「独自に」は、自分だけの考えで開発したり、活動します。
また、「独自に設計した」というように、自分だけの発想と判断で作り上げる考え方を指す言葉です。
「自分なりに」の例文
・『なぜ商品が売れ残ったのか自分なりに考えてみた』
・『自分なりに頑張って作業しているのに、良い物が作れない』
「独自に」の例文
・『この内容は私が独自に考えた旅行プランであると社長に伝えた』
・『独自に設計した建物は他社にない魅力が詰まっている』
まとめ
他人の考えや意見に惑わされず、自分の発想を大事にして物事を形にするとき使います。
どのような場面で使い分けすればいいかに目を向けて、何を考えたか伝えてみましょう。
