この記事では、「インターンシップ」と「職場体験」の違いを分かりやすく説明していきます。
「インターンシップ」とは?
インターンシップとは、学生が在学中に企業で社員と同じように働く就業制度のことをいいます。
大学生や大学院生を対象としており、就職活動の一環として行われています。
実際の業務を体験することで学生の理解を深めることを目的としており、学生と企業の双方にメリットがあります。
英語のinternshipをそのまま日本語読みした言葉です。
「職業体験」とは?
職業体験とは学校教育の一環として行われているもので、小学生や中学生、高校生などが企業に出向き職業の現場を体験することをいいます。
その業界について知ることができたり、働くことについて深く考えたりできます。
1日だけ参加する場合もありますし、数日間にわたって参加する場合もあります。
「インターンシップ」と「職業体験」の違い
インターンシップも職業体験も、社会に出る前に職業の現場を体験するものです。
実際の業務に携わり、社員と一緒に働きます。
大学生や大学院生を対象にしていますが、高校生の職場研修活動をインターンシップと呼ぶこともあります。
職業体験は学校教育の一環で行われるものなので、実際に働くというよりはその現場で少し体験してみるといったプログラムになっています。
小学生や中学生、高校生を対象としていて、インターンシップよりも責任は軽いです。
また、職業体験は1日だけで終わることが多く、インターンシップの期間は幅があります。
半年や1年続く長期のインターンシップもありますし、数日で終わる短期のインターンシップもあります。
以前は5日以上のものをインターンシップと呼んでいましたが、日本経済団体連合会の規定で最低1日以上となったため1日だけのインターンシップも生まれています。
まとめ
インターンシップは大学生や大学院生を対象にした就業制度で、社員と一緒に働きます。
職業体験は小学生や中学生、高校生を対象にしたもので、学校教育の一環として職業を体験するものです。