この記事では、「シンガーソングライター」と「バンド」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シンガーソングライター」とは?
シンガーソングライターとは、ポップミュージックにおいて自分で作詞や作曲をして歌も歌う歌手のことをいいます。
昔の歌謡曲などは、作詞や作曲を行う人と歌を歌う人は別でした。
1960年代頃のアメリカでは、自ら作詞や作曲をする歌手が人気を集めます。
彼らのことをシンガーソングライターと呼ぶようになり、日本でもその呼び名が定着しました。
英語のsinger songwriterをそのまま日本語読みした言葉になります。
「バンド」とは?
バンドとは曲を演奏する集団のことで、ジャズバンドやロックバンド、ブラスバンド等の種類があります。
単にバンドというと、ロックバンドを指すのが一般的です。
ロックバンドは3人から5人程度のことが多く、ボーカルやギター、ベース、キーボード、ドラム等で構成されています。
バンドのメンバーが作詞や作曲を手掛けることもありますし、作詞・作曲者は別にいて提供された楽曲を歌ったりもします。
また、大人数で編成されているビッグバンドや女性のみで構成されているガールズバンド、有名なバンドを真似して演奏するコピーバンドといった言葉もあります。
「シンガーソングライター」と「バンド」の違い
シンガーソングライターは1人で活動していますが、バンドはグループで活動しています。
また、シンガーソングライターは自分で作詞や作曲を手掛け、歌も歌っています。
それに対してバンドはメンバーの1人が作詞や作曲を手掛けることもありますし、提供された曲を演奏することもあります。
ただし、シンガーソングライターでも全て作詞や作曲をしているというわけではなく、作詞は他の人が担当していたり数曲だけ他の人が作詞や作曲を担当しているということもあります。
まとめ
自ら作詞や作曲をし1人で活動しているのがシンガーソングライターです。
バンドはグループで活動していて、自ら作詞や作曲を手掛ける場合もありますし作詞や作曲は別の人が担当することもあります。