この記事では、「シングルマザー」と「バツイチ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シングルマザー」とは?
「シングルマザー」とは、「母子家庭として子供を育てている母親のこと」です。
事情があって、未婚で子供を産んだり、結婚して子供を授かったものの、離婚して親権を獲得した母親のことです。
「シングルマザー」の言葉の使い方
「シングルマザー」は名詞として「シングルマザーになる・なった」「シングルマザー家庭」などと使われます。
日常では「シンママ」と略して使われることが多くなります。
英語の「single mother」が日本語化した言葉で、「single」は「たった一人の」「独身の」「唯一の」などの意味、「mother」は「母親」という意味、「シングルマザー」で「一人で子育てする母親」になります。
日本語として使われる場合、「未婚の母」「離婚・死別した母親」のどちらにも使われますが、英語の場合は「未婚の母」という意味で使われることが多くなり、「離婚・死別」の場合は「single parent」と言った方が通じやすくなります。
「バツイチ」とは?
「バツイチ」とは、「法律上、一度離婚していることを表す俗語」という意味です。
一度結婚して法律上夫婦となった人が、離婚した時に、軽い感じで言う時の表現です。
「バツイチ」の言葉の使い方
「バツイチ」は名詞・形容動詞として「バツイチだ・である」「バツイチの子持ち」などと使われます。
語源は「戸籍にバツがひとつ付いている」という意味の言葉を省略したものです。
本来は、女性が結婚して男性の籍に入った後、離婚した場合、除籍により名前にバツ印が付くことで、男性側にバツ印は付きません。
しかし離婚歴があることの暗いイメージをなくすために俗語として、男性・女性どちらにも使われています。
「シングルマザー」と「バツイチ」の違い
「シングルマザー」は「母子家庭として子供を育てている母親のこと」です。
「バツイチ」は「法律上、一度離婚していることを表す俗語」です。
まとめ
今回は「シングルマザー」と「バツイチ」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。