「菜種油」と「キャノーラ油」の違いとは?分かりやすく解釈

「菜種油」と「キャノーラ油」の違いとは?違い

この記事では、「菜種油」「キャノーラ油」の違いを分かりやすく説明していきます。

「菜種油」とは?

「菜種油」とはアブラナの種からとれる植物油です。

アブラナは菜の花とも呼ばれ古くから食物として栽培されていましたが、江戸時代に入りその種から油を採る目的でも栽培されるようになり、菜の種から採れる油ということで「菜種油」という名前がつけられました。

元々栽培されていたアブラナには人体にとって摂取すると有害になり得る成分を含んでいたため、現在は品種改良したアブラナで「菜種油」が作られています。


「キャノーラ油」とは?

「キャノーラ油」とはキャノーラという植物から採れた植物油です。

アブラナに有害になり得る成分が含まれていると知られてから、欧米では遺伝子組換えによるアブラナの品種改良が盛んに行われました。

それによって生まれたアブラナの品種の一つがキャノーラなので「キャノーラ油」「菜種油」の一種とも言えます。

植物油は様々な植物から採れた油を混ぜて販売することも少なからずありますが、「菜種油」に使われるアブラナのものも含めキャノーラ以外の油を混ぜた植物油には「キャノーラ油」という名称は使えません。


「菜種油」と「キャノーラ油」の違い

「菜種油」「キャノーラ油」の違いを、分かりやすく解説します。

アブラナから採った油脂だけで作った植物油が「菜種油」で、アブラナを品種改良したキャノーラやそれから更に改良された品種だけで作ったものが「キャノーラ油」です。

「菜種油」は数種類のアブラナから採った油をブレンドしたものにも名前が使われます。

一方で「キャノーラ油」はキャノーラとそれから派生して生まれた品種以外のアブラナから採れた油を混ぜている場合使えません。

まとめ

アブラナに分類されるならキャノーラ系の品種でもそれ以外でもかまわないのが「菜種油」で、キャノーラ系の品種だけしか使えないのが「キャノーラ油」です。

ただ日本ではキャノーラだけにこだわる理由が少ないので、原料を確保しやすいよう「菜種油」にしているメーカーも少なくありません。

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