「今後とも」と「引き続き」は、どのように使い分ければ良いのでしょうか。
この記事では、「今後とも」と「引き続き」の違いを分かりやすく説明していきます。
「今後とも」とは?
「今後とも」は、言い換えれば、「これからも」や「以後」、「今後も」、「これから後」となります。
この言葉からもわかるように、「今後とも」とは、これから後もといった意味となります。
「今後」つまり、こののちや今からのちを意味し、未来のことを指す言葉になります。
「今後とも」の使い方
「今後とも」は、挨拶の場面でよく用いられる言葉です。
「今後ともよろしくお願いいたします」のほか、「今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします」などといった形で用いられます。
「引き続き」とは?
「引き続き」は、言い換えれば、「持続」や「継続」、「存続」、「連続」などとなります。
この言葉からもわかるように「引き続き」には、途切れることなく続けてといった意味があります。
一度も途切れることなく続いている状態。
つまり、現在進行形のことを意味する言葉となります。
「引き続き」の使い方
「引き続き」は、挨拶の場面でよく用いられる言葉です。
「引き続きよろしくお願いいたします」のほか、「引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします」などといった形で用いられます。
また、「昨日に引き続き」や「引き続き厳しい状況が続く」などといった形でも用いられます。
「今後とも」と「引き続き」の違い
どちらも、挨拶の場面で多く用いられる言葉です。
そのうえで、「今後とも」は、一旦、流れが途絶えた後に用いられる言葉。
そして、「引き続き」は、流れが途絶えることなく継続している状態で用いられる言葉といった違いがあります。
未来のことに対する言葉なのか。
現在続いていることに対する言葉なのか。
そういった違いがこの2つの言葉には存在します。
まとめ
以上のような違いに注意し使い分ける必要があります。