この記事では、「黒烏龍茶」と「烏龍茶」の違いについて紹介します。
黒烏龍茶とは?
黒烏龍茶とはサントリーが販売している清涼飲料水で、烏龍茶を原料としています。
特定保健用食品として認められており、2006年に発売が開始されました。
黒烏龍茶には、ウーロン茶重合ポリフェノールというカテキン類の集合体が豊富に含まれています。
ウーロン茶重合ポリフェノールは、茶葉を半発酵させる過程で生じる烏龍茶特有の物質です。
それにより脂肪の吸収を抑え、中性脂肪の上昇を抑える効果が期待できます。
また、脂肪の排出量も増えるので、体に脂肪がつきにくくするお茶として人気があります。
烏龍茶とは?
烏龍茶とは中国茶の一種で、茶葉を発酵させる過程で発酵を止める半発酵茶になります。
茶葉を発酵させないお茶には緑茶、完全に発酵させたお茶には紅茶があります。
烏龍茶は日本では1970年代に美容に良いお茶としてブームになりました。
その後も缶やペットボトル入りの烏龍茶が販売されており、手軽に購入することができます。
居酒屋などでも提供されていますし、茶葉の販売も行われています。
黒烏龍茶と烏龍茶の違い
烏龍茶は中国茶の一種で、ペットボトル入りの清涼飲料水としても販売されています。
その中の1つが黒烏龍茶です。
黒烏龍茶は烏龍茶を原料としており、サントリーの商品名になります。
黒烏龍茶という茶葉があるわけではありません。
烏龍茶と黒烏龍茶の違いは、特定保健用食品かどうかにあります。
黒烏龍茶は、サントリーが独自に開発した方法で烏龍茶からウーロン茶重合ポリフェノールを抽出して通常の烏龍茶に加えています。
そのため脂肪の吸収を抑制したり、脂肪の排出を促したりする効果があります。
まとめ
黒烏龍茶は、烏龍茶を原料とする商品名です。
烏龍茶は一般的なお茶の名称として使われています。
また、黒烏龍茶はサントリーが開発した特定保健用食品ですが、烏龍茶は特定保健用食品ではありません。