この記事では、「メインクーン」と「ノルウェージャンフォレストキャット」の違いを分かりやすく説明していきます。
「メインクーン」とは?
メインクーンはネコの中では大型で、アメリカのメイン州が原産とされます。
アメリカでは古い歴史があり、アライグマを意味する「raccoon(ラクーン)」が名前の由来です。
体の模様や狩りの習性などがアライグマに似ているといわれています。
体が大きいことからジェントルジャイアントと呼ばれることもあります。
「ジャイアント」は「巨人」という意味です。
長毛種で分厚い被毛があり、水に強いという特徴もあります。
「ノルウェージャンフォレストキャット」とは?
ノルウェージャンフォレストキャットとは、その名前の通りノルウェーが原産のネコです。
寒冷地に適応しているネコなので、被毛は厚く二層になっています。
ノルウェーでは「Skogkatter(スコグカッテル)」と呼ばれており、「森林のネコ」という意味になります。
ノルウェーでは非常によく知られたネコで、ネズミ捕りなどに使われたこともあるようです。
「メインクーン」と「ノルウェージャンフォレストキャット」の違い
メインクーンとノルウェージャンフォレストキャットは長毛種のネコで、見た目がよく似ています。
メインクーンはアメリカが原産ですが、ノルウェージャンフォレストキャットはノルウェーが原産です。
ノルウェージャンフォレストキャットはメインクーンの祖先という説もあります。
アメリカに元々いた短毛種のネコとヴァイキングの船猫として飼われていたノルウェージャンフォレストキャットが交配して誕生したのがメインクーンという説です。
ただし、はっきりしたことは分かっていません。
また、ノルウェージャンフォレストキャットは鼻筋が真っすぐですが、メインクーンは鼻筋がやや丸くなっておりジェントルカーブと呼ばれています。
まとめ
メインクーンはアメリカ原産で鼻筋が丸く、ノルウェージャンフォレストキャットはノルウェーが原産で鼻筋が真っすぐです。