「対話」と「対談」の違いとは?分かりやすく解釈

「対話」と「対談」の違いとは?違い

この記事では、「対話」【たいわ】と「対談」【たいだん】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「対話」とは?意味

二人が向き合ってじっくり話すことを「対話」【たいわ】といいます。

ご飯を食べながらではなく、話すために食事を終えた後、テーブルを挟んで向かい合って親子が今後についてしっかり話し合い、就職についてや、どこにどのような場所に引っ越すか話し合って決めるとき行われるのが「対話」です。


「対談」とは?意味

お互いに家族の話をしたり、ペットについて楽しく話してから用件を話すのが「対談」【たいだん】の意味になります。

堅苦しい雰囲気ではなく、和む空気作りをして、肩から力を抜いた状態で楽しく語り合って話をするという状況を指すわけです。

寛げるようソファにゆったり座ったり、和室で飲食しながら話すこともあります。


「対話」と「対談」の違い

「対話」「対談」の違いを、分かりやすく解説します。

しっかり向き合って話をしなければならないときとられる形式が「対話」です。

子供の将来について真剣に話すとか、親が病気にかかったとき、今後の生活についてどうしていくか家族に話す、会社が倒産しそうなときは社長とその部下が対話して、これからの対処方法を考えるという真剣な話をします。

もう一方の「対談」は、テーマが先に決まっていることが多く、そこから和やかな雰囲気で今後どのようにしていけばいいか話し合うわけです。

「対話」の例文

・『父親は息子の就職について話し合うため部屋に呼んだ』
・『兄は本当に妹の結婚相手に相応しいか婚約者と対話した』

「対談」の例文

・『取引先の社長と和やかな雰囲気で対談するため客間に通した』
・『ドイツとインドの首相は抱き合った後、前向きに対談を始めた』

まとめ

どちらも話をするため近くに座り、取り上げたいテーマについてじっくり話すことですが、話す場所や雰囲気などに違いがありますので、うまく使い分けてみるといいでしょう。

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