この記事では、「知りました」と「知ることができました」の違いを分かりやすく説明していきます。
「知りました」とは?
まず、「知る」とは「物事の存在や発生などを確かにそうだと認めること」や「認識すること」、「気付くこと」、「感じ取ること」、「物事の状態や内容、価値などを理解し把握すること」、「悟ること」など多くの意味を含める言葉です。
「知りました」はその「知る」をですます調にし、かつ過去形にしたフレーズです。
「知りました」の使い方
「知りました」は敬語の過去形として使われています。
「知ることができました」とは?
「知ることができる」は「認識することができる」や「気付くことができる」、「感じ取ることができる」、「物事の状態や内容、価値などを理解することができる、把握することができる」という意味合いを表す言葉です。
そして、その「知ることができる」をですます調にし、かつ過去形にしたフレーズが「知ることができました」になります。
「知ることができました」の使い方
「知ることができました」は敬語の過去形として使われています。
「知りました」と「知ることができました」の違い
「知りました」も「知ることができました」はどちらも認識できたことや理解することができたなどのニュアンスを含める敬語表現です。
ただし、使用シーンが文脈によって異なるので注意が必要です。
例として、「昨日初めて知った」を敬語に直すとき、「昨日初めて知りました」と表現することはできても、「昨日初めて知ることができました」とすると違和感が生まれます。
一方、「あなたのおかげで知ることができた」を敬語に直すとき、「あなたのおかげで知ることができました」と表現することはできても、「あなたのおかげで知りました」とすると違和感が生まれます。
「知りました」の例文
・『ニュースを見て初めて知りました』
「知ることができました」の例文
・『同僚が連絡してくれたので早めに知ることができました』
まとめ
「知りました」も「知ることができました」はどちらも同じようなニュアンスを含める敬語表現ですが、文脈によっては使い分けが必要なので注意が必要ということでした。
