この記事では、「悲喜」と「哀歓」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「悲喜」とは?
目の前で起きた出来事に落ち込むほど悲しいと感じたり、手を叩いて嬉しいと思う喜びと混在する状態を「悲喜」【ひき】といいます。
「悲喜交交」【ひきこもごも】とは、悲しい、喜びを何度も味わっては人生を謳歌する人の様を表すのです。
また、神社で引いたおみくじの運気を見て「悲喜する」といい、人の色々な感情が入り乱れる様を伝えます。
「哀歓」とは?
表には出さない人の楽しい気持ちと落ち込んで哀しい状態を表すのが「哀歓」【あいかん】です。
胸が詰まるほど切ないという意味がある「哀」と、打ち解けては歓ぶ様の「歓」を掛け合わせた言葉になります。
目の前で子供が後から来た者に越され、最下位という気の毒な結果になったとき、言葉にできないほどの「哀歓に心が抉り取られた」といった使い方をするのです。
また、心が哀しいと感じたり、歓ぶといった状態になる作品を読んだとき、人の切々たる胸に湧き上がる感情を表します。
「悲喜」と「哀歓」の違い
「悲喜」と「哀歓」の違いを、分かりやすく解説します。
悲しいと喜ぶ感情に包まれる出来事があったときに使う言葉が「悲喜」です。
「悲喜こもごもの思い」といえば、悲しさも喜びも同時に味わう状況であると分かります。
もう一方の「悲歓」は哀しいと思ったり、歓びに包まれるとき使う言葉です。
あまりの哀しさのため胸をえぐられるような気持ちに包まれ、耐えがたいほどの「哀歓」を感じます。
「悲喜」の例文
・『今年は子供が生まれて悲喜こもごもの一年だった』
・『悲喜交交で転職を決意したが、後悔はしていない』
「哀歓」の例文
・『兄と私は哀歓を共にしては手を取り合って人生を歩いた』
・『障害を持つ子供と一緒に生きる人生に哀歓を感じる』
まとめ
悲しいか、哀しいとの違いがある言葉を2つ取り上げましたが、場面により使い方が異なってきます。
どう使えば自分の感情や状態が伝えられるか学ぶといいでしょう。