「後進国」と「発展途上国」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「後進国」と「発展途上国」の違いとは?違い

国際的に開かれる公式、非公式のミーティングはたくさんありますが、その中でも日本が重視しているのが地球温暖化対策のための国際会議です。

今、その中で議論になっているのが先進国と発展途上国の意見の違いです。

それでは、この「発展途上国」とはどういう意味でしょうか。

また、「後進国」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「後進国」「発展途上国」の違いを分かりやすく説明していきます。

「後進国」とは?

「後進国」とは、文字通り「後から進んでいる国」という意味の言葉です。

「先進国」の対義語として限定されたシチュエーションで使われ、一般的には経済的、産業的に他の多くの国よりも遅れている国のことを指す言葉です。


「発展途上国」とは?

「発展途上国」とは、文字通り「発展の途上にある国」という意味の言葉です。

「先進国」の対義語として使われ、一般的には経済的、産業的に他の多くの国よりも比較的遅れている国のことを指す言葉です。


「後進国」と「発展途上国」の違い

「後進国」「発展途上国」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、ニュースなどで同じようなシチュエーションで使われる言葉なのですが、どこが違うのでしょうか。

この2つの違いを最も簡単に説明するなら、意味としては全く同じですが、「後進国」という表現が多くの場合はネガティブな印象を持たれるので、言い換えの言葉として「発展途上国」という言葉を使っているに過ぎないということになります。

したがって、敢えて使い分ける必要はないのですが、相手に失礼になることを心配するのであれば「後進国」の方は使わないほうが無難です。

「後進国」の例文

・『「後進国」の国々は「先進国」とは全く違う意見を持っているかもしれません』
・『「後進国」という表現は公の場では使われていません』

「発展途上国」の例文

・『「発展途上国」の代表たちが一堂に会しました』
・『「発展途上国」とは、単なる言い換えの言葉に過ぎません』

まとめ

この記事では、「後進国」「発展途上国」の違いを、解説してきました。

ここまで説明してきた言葉の違いを必要な時に思い出していただき、これからの効果的なコミュニケーションに生かしていただければ幸いです。

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