「見つける」と「発見する」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「見つける」と「発見する」の違いとは?違い

この記事では、「見つける」「発見する」の違いを分かりやすく説明していきます。

「見つける」とは?

探していたものや、見えなくなっていたものを見つけ出すという意味です。

たとえば、消しゴムを使っているときに落としてしまい、どこに行ったのかわからなくなってしまったとします。

机の下や物と物の間などを探してみたところ、消しゴムを見つけ出すことができました。

この状態を「見つける」といいます。

ある本が欲しくて、書店にやってきたとします。

棚には、たくさんの本が並んでいます。

この本の表紙をひとつずつ見ていき、目当ての本を見つけ出すことができました。

これを「欲しかった本を見つける」といいます。

対象とするものが具体的であるときに使われることが多いです。


「発見する」とは?

探していたものを見つけ出すこと、まだ知られていない物事をはじめて見つけ出すことという意味です。

発掘調査をしていて、新しく化石がでてきたとします。

これを「化石を発見する」といいます。

今度はゲームのことで説明をします。

ダンジョンを歩いていたら、箱が落ちていました。

この箱を開けてみると、中から剣がでてきました。

これを「剣を発見する」といいます。


「見つける」と「発見する」の違い

「見つける」「発見する」の違いを、分かりやすく解説します。

探していたものを見つけ出すという意味を持つ点が似ていますが、使い方に違いがあります。

前者の場合は、物を見つけ出す意味で使うことが多いです。

「消しゴムを見つける」「かわいいぬいぐるみを店で見つける」のように、それが具体的な物であるときに使うことが多くあります。

後者は、新しく見つけ出す意味で使うことが多いです。

「化石を発見する」「病気を早期発見する」のような使い方をします。

特にそれが重要なものであるときに使う場合が多いです。

まとめ

あるものを見つけ出すという意味を持つ点が似ていますが、対象となるものが何なのかに違いがあります。

違い
違い比較辞典