「見つける」と「見つかる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「見つける」と「見つかる」の違いとは?違い

この記事では、「見つける」「見つかる」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「見つける」とは?

無くなった物を自らが探して見つけたことを「見つける」【みつける】といいます。

「探していた鞄を見つける」といい、探し当てた喜びを表せる言葉になるわけです。

物だけでなく、車椅子の障害者が許可無く外に出て行方が分からないとき「駅前で見つけた」と、見つかったと家族に知らせます。

強い意志を持って犯人を探す気持ちを持って、ありかを調べる事件を扱う職業でも使われている言葉です。


「見つかる」とは?

自分から押入れや車の中に隠れていたとき、居場所を特定されたことを「見つかる」【みつかる】といいます。

友人とかくれんぼしていたとき、隠れている場所が見つかってしまい、探し当てられたことを指すのです。

人だけではなく、紛失していた物を探し当てたとき「筆入れが見つかる」といって安心する気持ちを伝えます。

「犯人が見つかる」といえば、逃亡していた事件に関与した者を捕まえたと表せるのです。


「見つける」と「見つかる」の違い

「見つける」「見つかる」の違いを、分かりやすく解説します。

紛失した物を探し当てたとき「見つける」といい、事件に関与した犯人を捜していたとき見つかったと使います。

もう一方の「見つかる」は自然に紛失した物が見つかったことを意味する言葉です。

また、行方不明者が生存していた、亡くなっている状態でも「見つかった」という使い方して報告します。

「見つける」の例文

・『海に流された遭難者を岸から離れた岩の上で見つけた』
・『人気の観光地で幸運を呼ぶお守りを見つけて購入した』

「見つかる」の例文

・『5年前に従兄弟から貰った帽子が倉庫で見つかる』
・『行方不明になった弟子が駅前の商店街で見つかった』

まとめ

とても似ている言葉ではありますが、自分から紛失した物を見つけるか、隠れていた状態で居場所が当てられたとき使うと覚えましょう。

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