「表明」と「公表」の違いとは？意味や違いを分かりやすく解釈

この記事では、「表明」と「公表」の違いを分かりやすく説明していきます。

「表明(ひょうめい)」とは?

「表明」とは「自分の考えや決意などをはっきりと表し示すこと」を意味する言葉です。

「表明」は名詞としてや動詞として「表明する」のように使われています。

「公表」とは「公的機関や企業などが正式な情報として世間に発表すること」を意味する言葉です。

「公表」は名詞としてや動詞として「公表する」のように使われています。

「表明」は「自分の考えや決意などをはっきりと表し示すこと」を意味し、「公表」は「公的機関や企業などが正式な情報として世間に発表すること」を意味します。

二語の主な違いは個人としての発表なのか、公的な組織としての発表、もしくは正式な発表なのかという点にあると言えるでしょう。

「表明」は英語だと“declaration”や“expression”などに言い換えられます。

一方、「公表」は英語だと“announcement”や“proclamation”などに言い換えられます。

・『彼は大勢の人の前でも及び腰になることなく、自分の正直な考えを表明した』
・『世間から向けられている疑惑に対して、あくまで彼は潔白であることを表明した』

・『運営が公表した日程によると、来月あたりにゲームの大幅なアップデートがあるようだ』
・『この事実を公表すれば、世間を揺るがす大スキャンダルとなるだろう』

「表明」は「自分の考えや決意などをはっきりと表し示すこと」、「公表」は「公的機関や企業などが正式な情報として世間に発表すること」を意味し、二語の主な違いは個人としての発表であるか、公的な組織としての発表、正式な発表なのかという点にあるということでした。