「血行」と「血流」には、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「血行」と「血流」の違いを分かりやすく説明していきます。
「血行」とは?
「血行」は血が行くと書きます。
その言葉の通り、血液が体内に行き渡ること。
体内を循環することを「血行」と言います。
血液は常に体内を循環しています。
そのことが「血行」です。
「血行」の使い方
「血行」は、「血行が良い・悪い」といった使い方以外に、「血行不良」や「血行促進」、「血行障害」などといった言葉があります。
「血流」とは?
「血流」は血の流れと書きます。
その言葉の通り、血管内を血液が流れる流れを意味します。
「血流」の使い方
「血流」は、「血流が悪い」や「血流改善」、「血流を良くする」などといった形でも用いられます。
「血行」と「血流」の違い
生きていくために必要な血液。
その血液の動きを意味する言葉が「血行」と「血流」です。
「血行」は血液が体内を循環することを意味し「血流」は、血管内を血液が流れることを意味します。
同じ血の流れを意味する言葉ですが、体内を循環することを意味する言葉なのか。
血管内を血液が流れることを意味する言葉なのか。
そのような違いが2つの言葉にはあります。
「血行」の例文
・『血行不良によって手足が冷たくなってしまいます』
・『適度な運動も血行促進には必要です』
・『血行を良くするため薬を服用することにしました』
・『全身の血行を良くするため、毎朝、ラジオ体操に励んでいます』
「血流」の例文
・『脳の血流が悪いことが検査の結果、判明しました』
・『血流をよくするため、サプリメントを飲んでいます』
・『血流が悪いと肩こりや冷えの原因になります』
・『血流を良くするためには運動する習慣をつけることが必要です』
まとめ
「血行」と「血流」には以上のような違いがあります。
良い・悪いなどといった形でよく用いられる言葉は「血行」。
日常会話でも頻繁に用いられる言葉になります。