「ビギナーズラック」と「棚から牡丹餅」はそれぞれ何を意味しどのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「ビギナーズラック」と「棚から牡丹餅」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ビギナーズラック」とは?
「ビギナーズラック」とは、「初心者であることによって得られる特別な幸運」を意味する言葉です。
賭け事では深く慣れ親しんだ上級者よりも始めたばかりの初心者の方が大当たりしやすい、というまことしやかな噂が信じられています。
そのような物事に深く精通していない初心者に方法にして訪れる特別な幸運のことを「ビギナーズラック」といいます。
一般的には賭け事の素人の方が大当たりを得やすいとされる現象に対して用いられる表現です。
初めて買った馬券で万馬券を当てたり初心者が運だけで麻雀の勝負に勝ったりなど、実力や経験を超え初心者が運だけで結果を手に入れるさまを指す言葉です。
「棚から牡丹餅」とは?
「棚から牡丹餅」とは、「思いもかけない幸運で利益を得ること」を意味することわざです。
棚の下にいたら棚の上の牡丹餅が偶然落ちてきてたまたまあいていた口にちょうど入る、という幸運で得する様子を表します。
実力によって結果を得るのではなく本人の意図しない幸運によって利益を得るたまたまの幸福を意味し、一般的には何の苦労もなく利益が転がり込む様子の例えとして用いられていることわざです。
「ビギナーズラック」と「棚から牡丹餅」の違い
「ビギナーズラック」と「棚から牡丹餅」の違いを、分かりやすく解説します。
「ビギナーズラック」と「棚から牡丹餅」の違いは「初心者かどうか」です。
どちらもたまたま訪れた幸運を表す言葉ですが「ビギナーズラック」は初心者であることによって訪れた幸運を表すのに対し「棚から牡丹餅」は初心者に限らずどのような幸運に対しても用いられる、という違いがあります。
「ビギナーズラック」の例文
・『初めての競艇だったがビギナーズラックで大勝ちした』
・『ビギナーズラックは長く続かない』
「棚から牡丹餅」の例文
・『棚から牡丹餅で仕事が転がり込んだ』
・『棚から牡丹餅でごっつぁんゴールを決める』
まとめ
「ビギナーズラック」と「棚から牡丹餅」では幸運の意味合いが異なります。
それぞれの言葉の意味を正しく理解して使いましょう。