「自力本願」と「他力本願」の違いとは?分かりやすく解釈

「自力本願」と「他力本願」の違いとは?違い

「自力本願」「他力本願」はよく似た言葉ですが意味は正反対です。

具体的に何を意味しどのような違いがあるのでしょうか。

今回は、「自力本願」「他力本願」の違いを解説します。

「自力本願」とは?

「自力本願」とは、「自分の力だけで願いをかなえようとすること」を意味する言葉です。


「自力本願」の使い方

願いをかなえる手段として他人の力をあてにすることなく自分1人の力を持って願いをかなえようとするさまを表します。

願いは達成することも重要ですが達成するのと同じぐらい願いをかなえるまでの過程も重要です。

願いをかなえるために自分を磨いたり経験を積んだりなど、願いをかなえたという結果よりも過程の方が重要な意味を持つことも珍しくありません。

過程を重視する場合は他人の力だけで願いを達成しても意味がなく、自分だけ願いを達成するという挑戦も願いの一部に含まれています。

結果だけではなく過程も重視し自分だけで願いをかなえようとする気持ちを表す言葉が「自力本願」です。


「他力本願」とは?

「他力本願」とは、「他人の力を当てにして願いをかなえようとすること」を意味する言葉です。

「他力本願」の使い方

本来は仏教用語であり「阿弥陀の力を借りて成仏すること」を意味する浄土宗の阿弥陀信仰で使われる言葉です。

自分以外の存在の力を借りるという意味から転じて「他人の力を借りて物事を成し遂げようとする」という意味で使われています。

「自力本願」と「他力本願」の違い

自分の力で願いをかなえようとするのが「自力本願」、自分以外の力で願いをかなえようとするのが「他力本願」という違いで区別されます。

元々は「他力本願」が先に存在しその意味を変えて生まれた造語が「自力本願」です。

「自力本願」の例文

・『自力本願をモットーにしている』
・『人の力を借りず自力本願でやりたい』

「他力本願」の例文

・『他力本願で上手く行くはずがない』
・『他力本願な行き当たりばったりの計画』

まとめ

「自力本願」「他力本願」は正反対の意味を持つ言葉です。

取り違えると言葉の意味が真逆になってしまうのでそれぞれ何を表しているのか正しく理解し使い分けましょう。

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