「ひとりぼっち」と「天涯孤独」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ひとりぼっち」と「天涯孤独」の違いとは?違い

この記事では、「ひとりぼっち」「天涯孤独」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ひとりぼっち」とは?

「ひとりぼっち」とは、「仲間や頼る人などがなく、周囲から孤立して寂しい状態を表す言葉」という意味です。

打ち解けて話せる人や、一緒に行動するひとなどがおらず、ひとりでいる状態を表します。


「ひとりぼっち」の言葉の使い方

「ひとりぼっち」「独りぼっち」と書き、名詞・形容動詞として「ひとりぼっちだ・である」「ひとりぼっちで過ごす」などと使われたり、略して「ぼっち」とも言います。

語源は「独法師・独り法師(ひとりぼうし)」という言葉で、特定の教団や宗派に属さなかったり、そこから離れた僧侶が、あてもなく世の中をさまよい歩いた様子のことです。

ひとりでさみしい境遇を表す言葉として使われる様になり、「ひとりぼっち」に音変化しました。

基本的に、一時的・継続的に関わらず、一人で寂しい状態を表す言葉です。


「天涯孤独」とは?

「天涯孤独」「てんがいこどく」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は、「故郷を離れて知らない場所で、たった一人暮すこと」という意味です。

2つ目は、「どこにも血縁関係のある身寄りがいないこと」という意味です。

「天涯孤独」の言葉の使い方

「天涯孤独」は名詞・形容動詞として「天涯孤独だ・である」「天涯孤独の身」などと使われます。

「天涯+孤独」で成り立っている語で、「天涯」「空の果て」「故郷を遠く離れた地」という意味、「孤独」「仲間や身寄りがなく、一人で寂しいこと」という意味、「天涯孤独」「故郷を遠く離れた地で、仲間や身寄りがなく、一人で寂しいこと」になります。

「ひとりぼっち」と「天涯孤独」の違い

「ひとりぼっち」「仲間や頼る人などがなく、周囲から孤立して寂しい状態」です。

「天涯孤独」「故郷を遠く離れた地で、仲間や身寄りがなく、一人で寂しいこと」です。

まとめ

今回は「ひとりぼっち」「天涯孤独」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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