「こっちに預かっておきます」と「こちらにお預かりいたします」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「こっちに預かっておきます」と「こちらにお預かりいたします」の違いとは?違い

この記事では、「こっちに預かっておきます」「こちらにお預かりいたします」の違いを分かりやすく説明していきます。

「こっちに預かっておきます」とは?

自分の元で荷物や書類を一時的に受け取り、保管しておくと伝える際に使うのが「こっちに預かっておきます」【こっちにあずかっておきます】です。

「こっち」には自分が預かる気持ちに焦点をおいた言葉であり、相手から保管して欲しいと頼まれた物を一時的に手元へ置くと相手へはっきりと伝えられます。

主に、手渡された段階でどこでどう預かるかはっきり伝える際に使う言葉です。


「こちらにお預かりいたします」とは?

渡すべき人が不在のときや、代わりに手渡して欲しいと相手に頼まれたとき「こちらにお預かりいたします」【こちらにおあずかりいたします】と言って引き受けます。

相手が忙しいので、受付の人が受け取り、一時的に預かっておくとしっかり伝える言葉です。

預かるに「お」を付ければ、目上の人や取引先に対しても丁寧な敬語として失礼なく使えます。


「こっちに預かっておきます」と「こちらにお預かりいたします」の違い

「こっちに預かっておきます」「こちらにお預かりいたします」の違いを、分かりやすく解説します。

「こちらにお預かりいたします」を軽い口調で伝えるとき使うのが謙虚語の「こっちに預かっておきます」です。

自分が責任を持って保管する行為を伝えられますが、「こちらにお預かりいたします」は、受付や窓口といった場所を伝えて受け取り、一時的に保管しておくと丁寧に伝える場面で使う丁寧語になります。

「こっちに預かっておきます」の例文

・『荷物をこっちに預かっておきますので、ご安心下さい』
・『届いた郵便はまとめてこっちに預かっておきます』

「こちらにお預かりいたします」の例文

・『明後日発送する荷物はこちらにお預かりいたします』
・『日持ちしない食料品はこちらにお預かりいたします』

まとめ

預かるという意味がある言葉に「こっち」「こちら」によって意味が違ってきます。

使い方を調べて学び、どのような場面で使えばいいか考えて使うといいでしょう。

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