この記事では、「参加される」と「参加なさる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「参加される」とは?
「される」は「する」の尊敬語になります。
したがって、「参加される」は「参加する」の尊敬語ということになります。
「参加される」は尊敬語であるため、相手の「参加する」という行為に対して用いることができます。
したがって、自分の「参加する」という行為に対して用いると不適切となるので注意しましょう。
「参加される」の使い方
「参加させる」は「参加する」の尊敬語として使われています。
「参加なさる」とは?
「なさる」は「する」や「なす」の尊敬語になります。
したがって、「参加なさる」も先述した「参加される」と同じく尊敬語ということになります。
「参加なさる」も尊敬語なので相手の「参加する」という行為に対して用いることができますが、自分の「参加する」という行為に対して用いると不適切となるので注意しましょう。
「参加なさる」の使い方
「参加なさる」は「参加する」の尊敬語として使われています。
「参加される」と「参加なさる」の違い
「される」と「なさる」はどちらも「する」の尊敬語です。
したがって、「参加される」と「参加なさる」、どちらの表現を使っても不適切ということにはなりませんが、「される」よりも「なさる」の方がより敬意が込められている印象を受けます。
そのため、より相手を高めた表現にしたい場合は「参加なさる」を用いるのがよいと言えるでしょう。
「参加される」の例文
・『参加される方はまず、こちらの名簿にお名前をご記入ください』
「参加なさる」の例文
・『今回のパーティーはあの方も参加なさるようなので、○○様も是非お越しください』
まとめ
「参加される」と「参加なさる」はどちらも「参加する」の敬語ですが、「参加なさる」の方がより敬意を込めた敬語表現ということでした。