この記事では、「目移り」と「飽きっぽい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「目移り」とは?
興味や関心が次々と変わっていくことを表す言葉です。
目の前にあるものに満足せず、他のものに惹かれてしまう様子を指します。
例えば、ショッピングしているときに、色々な商品に目が行って決められないときに「目移りする」と言います。
目移りする人は、新しいものや刺激的なものに敏感で、好奇心旺盛な人が多いと考えられます。
しかし、目移りするということは、一つのことに集中できないということでもあります。
「飽きっぽい」とは?
物事に対して興味や関心が持続しないことを表す言葉です。
始めは熱心に取り組んでも、すぐに飽きてしまってやめてしまう様子を指します。
例えば、習い事を始めても、数回で辞めてしまったり、恋人と付き合っても、すぐに別れてしまったりするときに「飽きっぽい」と言います。
飽きっぽい人は、目移りする人と同じく、新しいものや刺激的なものに敏感で、好奇心旺盛な人が多いと考えられます。
しかし、飽きっぽいということは、物事に対して執着心がないということでもあります。
「目移り」と「飽きっぽい」の違い
「目移り」と「飽きっぽい」の違いを、分かりやすく解説します。
「目移り」と「飽きっぽい」という言葉は、似ているようで違う意味を持っています。
目移りする人は、物事に対して興味や関心があるのですが、それが次々と変わってしまう人です。
飽きっぽい人は、物事に対して興味や関心がなくなってしまう人です。
目移りする人は、物事に対して浅く広く関わる人です。
飽きっぽい人は、物事に対して深く狭く関わる人です。
「目移り」の例文
・『本屋に行くと目移りして困る』
・『彼女はメニューを見て目移りしてしまった』
「飽きっぽい」の例文
・『彼女は飽きっぽいので、同じ映画を何度も見ることはないだろう』
・『彼は飽きっぽい性格だ』
まとめ
「目移り」と「飽きっぽい」は似ているようで少し違う意味を持つ言葉です。
「目移り」とは、「目の前にあるものに満足せず、他のものに興味を向けること」を表します。
「飽きっぽい」とは、「物事に対して興味を持っても、すぐに退屈さや嫌気を感じ、やる気を失いやすい性格」を表します。
それぞれの言葉を正しく使い分けるようにしましょう。