この記事では、「レンゲツツジ」と「ツツジ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「レンゲツツジ」とは?
「レンゲツツジ(蓮華躑躅)」は、ツツジ科ツツジ属に分類されている落葉低木です。
日本固有種で、有毒植物です。
日本の北海道南西部から九州の高原などに群生しています。
「レンゲツツジ」の名前の由来は、花の様子がレンゲに似ているところからきています。
「レンゲツツジ」の樹高は1m〜2mくらいです。
開花時期は4月〜6月頃に、総状花序で漏斗形の朱橙色の花が咲きます。
「キレンゲツツジ」の花は黄色です。
10月〜11月頃に蒴果の実がなります。
葉は秋に紅葉します。
「レンゲツツジ」は群馬県の県花です。
「ツツジ」とは?
「ツツジ(躑躅)」とは、ツツジ科の植物のことや、ツツジ属の総称を表しています。
「ツツジ」は常緑、または落葉樹で、低木から高木まであります。
「ツツジ」は有毒植物です。
開花時期は4月〜6月頃で、漏斗形の花を咲かせます。
「ツツジ」は庭木や花材などに利用されています。
また、「ツツジ」は俳句の春の季語にもなっています。
「ツツジ」はネパールの国花です。
また、静岡県と福岡県の県花でもあります。
「レンゲツツジ」と「ツツジ」の違い
「レンゲツツジ」と「ツツジ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ツツジ」はツツジ科、またはツツジ属の総称で、「レンゲツツジ」は「ツツジ」に含まれています。
「レンゲツツジ」と「ツツジ」にはこのような違いが見られます。
まとめ
「レンゲツツジ」の別称には、「ベコツツジ」、「ウマツツジ」などがあります。
また、「レンゲツツジ」の英語表記は「Japanese azalea」になります。
そして、「ツツジ」は英語で「Azalea」と表記します。
今回は「レンゲツツジ」と「ツツジ」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「レンゲツツジ」と「ツツジ」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。