「ローヤルゼリー」と「プロポリス」の違いとは?分かりやすく解釈

「ローヤルゼリー」と「プロポリス」の違いとは?違い

この記事では、「ローヤルゼリー」「プロポリス」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ローヤルゼリー」とは?

ローヤルゼリーとは、ミツバチの働きバチがハチミツや花粉などを食べて体内で消化・分解した後に分泌される乳白色の物質のことをいいます。

王台と呼ばれる特別な部屋に溜められ、女王バチのみが食べることができる食べ物です。

女王バチになる幼虫にも与えられます。

ローヤルゼリーは非常に栄養価が高く、アミノ酸を始めとして様々な栄養素が豊富に含まれています。

女王バチは働きバチよりも体が大きく寿命も長いのですが、それはこのローヤルゼリーを食べているからとされます。


「プロポリス」とは?

プロポリスとは、ミツバチが集めた樹液や木の芽、ハーブなどと自らの唾液を混ぜて作った物質のことをいいます。

プロポリスの語源はギリシャ語で、巣を守るという意味があります。

ミツバチはこのプロポリスを巣の隙間に塗ります。

プロポリスには抗菌性があり、ウイルスやバクテリアなどの侵入を防いでいます。

プロポリスを塗ることで、巣を綺麗な状態に保っているのです。


「ローヤルゼリー」と「プロポリス」の違い

ローヤルゼリーもプロポリスもハチが分泌する物質ですが、その用途には違いがあります。

ローヤルゼリーは栄養価の高い食べ物で、女王バチのエサになります。

また、乳白色でクリーム状になっています。

それに対してプロポリスは、巣の隙間を埋めるのに使われている固形の物質です。

巣を清潔に保つために使われています。

プロポリスには抗菌作用があり、巣の中で死んだ昆虫などの腐敗を防ぐ働きもあります。

どちらも日本では、サプリメントや健康食品として利用されています。

ローヤルゼリーは酸味が強いので、サプリメントにする際にはカプセルなどに入っているのが一般的です。

まとめ

ローヤルゼリーは女王バチの食べ物で、非常に栄養価が高いです。

プロポリスは抗菌作用を持つ物質で、巣に塗ることで巣を清潔に保つ働きがあります。

違い
違い比較辞典