この記事では、「ローレル」と「ローリエ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ローレル」とは?
「ローレル」とは、植物の「ゲッケイジュ(月桂樹)」、またはその葉を乾燥させた香辛料のことで、英語名をカタカナ表記したものです。
「ローレル」の英語表記は「laurel」になります。
「ゲッケイジュ」はクスノキ科ゲッケイジュ属に分類されている常緑小高木〜高木のことを指しています。
「ゲッケイジュ」の樹高は7m〜18mくらいあります。
雌雄異株で、4月〜5月頃に散形花序の白黄色の小さい花が咲きます。
また、9月〜10月頃に実がなり、熟すと黒紫色になります。
「ゲッケイジュ」の葉は互生の単葉で、革質で光沢があります。
葉には芳香があり、香辛料に利用されています。
また、葉と実は薬用にも用いられています。
「ローリエ」とは?
「ローリエ」とは、植物の「ゲッケイジュ(月桂樹)」、またはその葉を乾燥させた香辛料のことを表し、フランス語名をカタカナ表記したものです。
「ローリエ」はフランス語で「laurier」と表記します。
「ローレル」と「ローリエ」の違い
「ローレル」と「ローリエ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ローレル」と「ローリエ」はどちらも「ゲッケイジュ」、またはその葉を乾燥させた香辛料を意味しています。
「ローレル」は英語、「ローリエ」はフランス語の読みをカタカタ表記した言葉です。
「ローレル」と「ローリエ」にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
「ゲッケイジュ」は地中海沿岸地域が原産で、日本へは明治時代に渡来しました。
「ゲッケイジュ」の葉と小枝を丸く編んだものは「月桂冠」として知られています。
「ゲッケイジュ」の英名は他にも、「bay laurel」、「sweet bay」などがあります。
今回は「ローレル」と「ローリエ」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「ローレル」と「ローリエ」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。