「大入袋」と「賞与」の違いとは?分かりやすく解釈

「大入袋」と「賞与」の違いとは?違い

業績がよかった場合の手当や臨時に貰う給料を示す言葉には「大入袋」「賞与」があります。

この記事では、「大入袋」「賞与」の違いを分かりやすく説明していきます。

「大入袋」とは?

「大入袋」とは元々相撲や歌舞伎などの興行で、客が多く入った際に与えられるご祝儀を示す言葉です。

この「大入袋」は関係者に配られるものであり、中身はご縁があるように5円玉を入れることが多かったのですが、現代では少額として50円玉や100円玉を入れるのが一般的です。

「大入袋」は興行が上手く行った場合から、企業や会社の業務が成功したり売り上げが上昇した時に配られます。


「賞与」とは?

「賞与」とは定期的な給料をもらっている労働者に対する臨時の給料を示す言葉であり、ボーナスや特別配当、報奨金などが当てはまります。

「賞与」の内容や性質は国や企業ごとに違いがあり、年功序列や成績など様々な基準によって決まるのが特徴です。

「賞与」は日本だと夏と冬の2回に分けて与えられることが多く、これ以外にも年3回の会社や「賞与」自体が存在しない会社も存在しています。

日本の「賞与」は最大で月3か月分になるものもあり、外国と比べると大きな違いがあります。


「大入袋」と「賞与」の違い

「大入袋」は興行や売り上げが急上昇した時に配られるご祝儀を示す言葉であり、感謝の気持ちを伝えることから金額は少量となるのが特徴です。

「賞与」は定期的な給料をもらっている労働者に支払われる臨時の給料を示す言葉であり、ボーナスという言葉で知られています。

「大入袋」の例文

・『大入袋には演技がよい5円が入っていました』
・『大入袋に入っていた100円で饅頭を買いました』

「賞与」の例文

・『夏の賞与が結構多かったので、家電を買い換えました』
・『賞与が年3回になり、かなり生活にゆとりが出てきました』

まとめ

「大入袋」は興行や業績がよかった時に配られるご祝儀であり、「賞与」は臨時的に与えられる給料やボーナスを示す言葉です。

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