この記事では、“were”と“was”の違いを分かりやすく説明していきます。
「were」とは?
“were”は、areの過去形になり、○○ですのですに当たる部分を過去で言い表した言葉です。
つまりは、日本語でいう、でしたという扱いになる言葉が「were」になります。
「were」の使い方
“were”は、○○ですという日常に使用する会話を過去の話にする場合使用します。
ただし、“were”は自己を対象に物事を言うのではなく、他人など複数のものに対して過去である場合にしか使用できないです。
これを自分を対象とする場合、“was”を用いて過去形にします。
「was」とは?
“was”は、I amという自分を指すbe動詞の過去形の英単語です。
過去を表しかつ、単数を表しますので自分を対象に過去であるとする英単語です。
「was」の使い方
“was”は、自分を対象として過去のことであるかのように言い切る場合に使用します。
その為、会話においては、○○だったや、でしたというのがこの英単語を利用することで表現可能です。
「were」と「was」の違い
“were”と“was”の違いは、複数を過去の話とするか、自分のことのみを過去の話にもっていくかという違いです。
過去のことにもっていく点は同じですので両者ともにbe動詞という何がどうであるかというごく一般的な主語と述語の関係上にある分である点が共通点となります。
「were」の例文
・『Linda and I were Scholar』
この例は、リンダと自分は学者だったとする例です。
注目すべくは、I の後ろが wereとなっている点であえてwasとなってない点です。
これを、wasとした場合、間違いなのかですが、厳密には間違いでありますが実は意味は通じます。
何故なら、リンダと私という会話が成立したうえで、wasにて自分を中心に話を戻したと推測されますのでこの例であえてwasとした場合、リンダっていう子がいたんだけど私は科学者だったんだという解釈にもなり、リンダという人は実はどうでもよい会話になります。
「was」の例文
・『Linda and I was Scholar』
この例は、リンダと私って学者だったという意味になる文章です。
実は、wasでも文章は成立し、この例の場合は、前置きにリンダという人がいて自分は学者だったと言っていますので恐らく、英語を聞いた人物はリンダもおそらく学者さんなんだと感じ取ってもらえます。
ですが、厳密にはこの例はあまり良い例ではなく、解釈上、複数の人物と自分がどうであるかを述べる場合、wereを使用するのが正しいです。
まとめ
“were”と“was”の違いは主語の人数が複数存在するか単数であるかという違いです。
ただし、どちらを利用しても実は意味が通じる可能性があり、要は、文章の作り方次第で前置きを入れれば、実は意味が通じるのです。