この記事では、「ハードロック」と「ヘビーメタル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ハードロック」とは?
「ハードロック」とは、「音楽のジャンルで、激しいリズムに乗った大音量の演奏に、激しく叫ぶボーカルを加えた曲調のこと」という意味です。
軽いノリと恋愛系の軽い歌詞の「ポップス」に対して、ブルースを基調としたリズムの響きとうねりに、リフを強調したギターを乗せて、その音量に負けない声質のボーカルが、エネルギッシュに歌うものです。
「ハードロック」の言葉の使い方
「ハードロック」は音楽用語として「70年代ハードロック」などと使われます。
英語の「hard rock」が日本語化した言葉で「hard」は「固い」「難しい」「激しい」という意味、「rock」は「身体を揺り動かす」から転じて「ロックンロール」という意味、「ハードロック」で「激しいロックンロール」になります。
基本的に、ブルースを基調に、リズムが激しくて音量が大きな音楽全般に使われます。
「ヘビーメタル」とは?
「ヘビーメタル」とは、「音楽のジャンルで、より重低音を響かせて、激しいリズムに乗った大音量の演奏に、激しく高音で叫ぶボーカルを加えた曲調のこと」という意味です。
上で紹介した「ハードロック」と同じ意味で使われることもありますが、こちらの方がより重低音が強調され、演奏者も黒系で鋲(びょう)や鎖の付いた革製品を身に付けることが多くなります。
「ヘビーメタル」の言葉の使い方
「ヘビーメタル」は音楽用語として「ヘビメタ」と略して使われます。
英語の「heavy metal」が日本語化した言葉で、「重金属」という意味、海外でジャーナリストが使ったことから広まりました。
基本的に、より重低音を強調した、リズムが激しく音量が大きな音楽で、演奏者が黒系のファッションをすることが多いものに使われます。
「ハードロック」と「ヘビーメタル」の違い
「ハードロック」は「ブルースを基調に、リズムが激しくて音量が大きな音楽全般」です。
「ヘビーメタル」は「重低音を強調した、リズムが激しく音量が大きな音楽で、演奏者が黒系のファッションをすることが多い」です。
まとめ
今回は「ハードロック」と「ヘビーメタル」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。