この記事では、「邪魔」と「中断」の違いを分かりやすく説明していきます。
「邪魔」とは?
「邪魔」とは、妨げること、妨げるものといった意味があります。
例えば、うるさくて勉強が進まないことを「うるさくて勉強の邪魔になる」。
妨げになることが起きることを「邪魔が入る」。
妨げることを「邪魔をする」などと表現します。
加えて、「邪魔」には、訪問するといった意味もあります。
他の言葉で言えば、「妨害」や「阻止」「障害」「支障」「ブロック」などになります。
「中断」とは?
「中断」とは、一続きのものが途中で途切れること、途中でやめることを意味します。
例えば、試合中に雨のため途中で一旦試合が途切れることを「試合が中断する」。
作業中にトラブルが発生したため途中でやめることを「作業を中断する」と表現します。
加えて、「中断」には、法律上、一定の事実の発生によりそれまでの効力が失われるとも意味します。
他の言葉で言えば、「ストップ」や「打ち切る」「途切れる」「休止」などになります。
「邪魔」と「中断」の違い
「邪魔」と「中断」の違いを、分かりやすく解説します。
「邪魔」は妨げること、妨げるもの。
「中断」は一続きのものが途中で途切れること、途中でやめることを意味します。
例えば、サッカーの試合中に雷が鳴り始めたとします。
雷が鳴り始めたためサッカーの試合を途中でやめることを「中断」。
そして、「中断」の原因となった試合の妨げになった雷が「邪魔」になります。
2つの言葉には、このような関係性があります。
「邪魔」の例文
・『検査の途中で邪魔が入り初めから検査し直すことになった』
・『いつも、兄は私のことを邪魔者扱いする』
「中断」の例文
・『地震発生により番組を中断し臨時ニュースが始まった』
・『雷が鳴り始めたため、安全を確保するため試合が中断された』
まとめ
以上のように、「邪魔」は妨げること、妨げるもの。
「中断」は一続きのものが途中で途切れること、途中でやめることを意味するといった違いがあります。
