この記事では、「ロケーション」と「シチュエーション」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ロケーション」とは?
ロケーションとは、場所や立地を表す言葉です。
「海が見えるロケーション」とか「花火が見える絶好のロケーション」といった使い方をします。
また、ロケーションはテレビや映画などのメディアで放送用語として使われることもあり、スタジオ内ではなくて屋外で撮影することを指す場合もあります。
その場合、略してロケと言ったりもします。
また、フォトスタジオ等でも施設内で撮影するものをスタジオ撮影といい、屋外で撮影するものをロケーション撮影と呼んで区別することもあります。
ロケーションは、英語の「location」をそのまま日本語読みした言葉になります。
「シチュエーション」とは?
シチュエーションとは、状況や境遇、場面という意味を持つ言葉です。
特に状況を表す言葉として使われています。
小説や映画、ドラマなどの物語で、ストーリーを展開するために作られた状況を表したりもします。
「二人っきりのシチュエーション」とか「初めて経験するシチュエーション」といった使い方をします。
英語の「situation」をそのまま日本語読みした言葉で、シチュエーションは日本語としても広く浸透しています。
「ロケーション」と「シチュエーション」の違い
ロケーションは場所や立地を表していて、英語のlocationが語源です。
場所を特定するという意味の「locate」を名詞にしたのがlocationです。
それに対してシチュエーションは、状況を表しています。
英語の「situation」が語源で、位置を定めるという意味の「situate」が語源になります。
まとめ
ロケーションとシチュエーションは、全く異なる意味を持つ言葉です。
ロケーションは、場所や立地を表しています。
それに対してシチュエーションは、状況を表しています。