郊外の新興のレジデンスエリアにある戸建ての住宅のお庭には、「ラティス」がついているのをよく見かけます。
木製の格子状になっているもので、観葉植物のポッドがかけられてるのも特徴です。
それでは、この「ラティス」とはどういう意味でしょうか。
また、「フェンス」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「フェンス」と「ラティス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「フェンス」とは?
「フェンス」とは、英語の「fence」をカタカナ表記したもので、一般的には柵のようなもので、一定のエリアを外部から仕切るためのものです。
日本で「フェンス」と呼ばれるものは、金属製の格子状になったものが多く、主に一戸建ての庭や玄関などの外に設置して外から直接侵入できないようにするためのものを言います。
したがって、簡単に倒せたり、壊したりできないような頑丈な素材になっています。
「ラティス」とは?
「ラティス」とは、もともとは一定のエリアを区切ったり、外部から守ったりするための設備ですが、この名称で呼ばれているものは、木製やプラスティック製などで、装飾がほどこされているものが多いと言えます。
「フェンス」と「ラティス」の違い
「フェンス」と「ラティス」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、囲いのことであるのは同じです。
実際には「ラティス・フェンス」とも呼ばれているように、「ラティス」は「フェンス」の一種と言ってもよく、一般的な囲いや垣根のようなものの総称である「フェンス」のなかでも、機能性だけではなく見た目の美しさも考えられたものを「ラティス」と呼ぶというのが大方の見方でしょう。
まとめ
この記事では、「フェンス」と「ラティス」の違いを、解説してきました。
このような「フェンス」状のパーツにはかなりいろいろな名前や種類があります。
「ラティス」と似たようなものとしては、「トレリス」と言う物もあります。
この「トレリス」ですが、ホームセンターなどで購入できるような一般的なものは、「ラティス」と結局は同じもので、ただ、メーカーが付けた名前が違うだけということのようです。