この記事では、「ブート・ジョロキア」と「キャロライナ・リーパー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ブート・ジョロキア」とは?
「ブート・ジョロキア」とは、ナス科トウガラシ属に分類される品種です。
北インド原産、バングラデシュ産のトウガラシの栽培品種であり、キダチトウガラシとカプシクム・キネンセを交配させて作った交雑種です。
「ブート・ジョロキア」の持つ辛さはスコヴィル値(トウガラシの辛さを表す単位)で100万SHU以上とも報告されており、この数値は実にハバネロの2倍に相当します。
2007年には世界で最も辛いトウガラシとしてギネス世界記録にも認定されています。
「ブート・ジョロキア」という名称ですが、「チベットトウガラシ」を意味するアッサム語に由来しているそうです。
また、「ブート(ブット)」が「幽霊」を意味していることに因み、英語では「ゴーストペッパー」や「ゴーストチリ」と呼ばれることもあるようです。
「キャロライナ・リーパー」とは?
「キャロライナ・リーパー」とは、ナス科トウガラシ属に分類される品種です。
アメリカ原産のトウガラシの栽培品種であり、前述した「ブート・ジョロキア」とハバネロを交配させて作った交雑種になります。
大鎌のような尾があることに因んで、大鎌を持った死神を意味する「リーパー」の名が付けられたそうです。
「キャロライナ・リーパー」の持つ辛さは150万SHUや220万SHUと報告されており、2013年に世界で最も辛いトウガラシとしてギネス世界記録に認定されました。
「ブート・ジョロキア」と「キャロライナ・リーパー」の違い
「ブート・ジョロキア」と「キャロライナ・リーパー」の違いを、分かりやすく解説します。
「ブート・ジョロキア」と「キャロライナ・リーパー」はどちらもトウガラシの品種です。
「ブート・ジョロキア」は2007年に、「キャロライナ・リーパー」は2013年にそれぞれ世界で最も辛いトウガラシとしてギネス世界記録に認定されました。
まとめ
「ブート・ジョロキア」と「キャロライナ・リーパー」はそれぞれトウガラシの一品種ということでした。