この記事では、「スペイン」と「ポルトガル」の違いについて紹介します。
スペインとは?
スペインとは南ヨーロッパのイベリア半島に位置する国で、マドリードを首都としています。
スペイン(Spain)というのは英語で、スペイン語だとエスパーニャ(Espana)となります。
15世紀から16世紀にかけては、強大な力を持ったスペイン帝国が築かれました。
17世紀以降は次第に衰え、内乱やフランコ将軍の独裁体制を経て民主化への道を歩み始めます。
また、スペインではオリーブオイルの栽培が盛んで、スペイン料理にも欠かせないものです。
パンが主食ですが、パエリアなどお米を使った料理も食べられています。
スペイン有数の観光スポットには、アントニオ・ガウディの建築として知られるサグラダ・ファミリアがあります。
ポルトガルとは?
ポルトガルも南ヨーロッパのイベリア半島に位置する国で、スペインに隣接しています。
リスボンを首都としていますが、リスボンは非常に古い歴史を持つ都市です。
紀元前1200年頃にフェニキア人が定住したのが始まりで、ローマよりも古い都市として知られています。
1143年のアルフォンソ1世の時代に独立王国となりました。
また、スペインに併合されていた時代もありますが、独立を果たします。
その後、アントニオ・サラザールが築いた独裁体制は1974年まで続き、カーネーション革命によって民主化されました。
スペインとポルトガルの違い
スペインとポルトガルはどちらも南ヨーロッパにある国ですが、その歴史は大きく異なります。
ポルトガルはスペインに併合されたこともあり、アフリカやアジアの植民地を巡って争ったこともありました。
現在スペインは議会君主制国家で、ポルトガルは共和制国家です。
それからスペイン語とポルトガル語はどちらもラテン語がルーツで似ている部分もありますが、異なる言語です。
まとめ
スペインは議会君主制の国家で、ポルトガルは共和制国家です。