この記事では、「自信を持つ」と「驕りを捨てる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「自信を持つ」とは?
「自信を持つ」は「じしんをもつ」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は、「自分の能力や価値は十分にあると思うこと」という意味です。
2つ目は「自分の考え方や言動は正しいと思うこと」という意味です。
3つ目は「これから行うことに対して成功すると思うこと」という意味です。
「自信を持つ」の言葉の使い方
「自信を持つ」は、動詞として「自信を持つ・持った」などと使われたり、副詞として「自信を持って行動する」などと使われます。
「自信」は「自分で自分の能力や価値などを信じること」「自分の考え方や行動が正しいと信じて疑わないこと」という意味、「持つ」は「手に取る」から転じて「心の中にいだく」という意味、「自信を持つ」で「自分は優れている、または正しいと心の中にいだくこと」になります。
基本的に、自分を肯定するために使われる言葉です。
「驕りを捨てる」とは?
「驕りを捨てる」は「おごりをすてる」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「必要以上に自分の能力や価値があると思う気持ちを排除すること」という意味です。
2つ目は「常に自分の考え方や言動は正しいと思う気持ちを排除すること」という意味です。
3つ目は「自分は必ず成功すると思う気持ちを排除すること」という意味です。
「驕りを捨てる」の言葉の使い方
「驕りを捨てる」は、動詞として「驕りを捨てる・捨てた」と使われたり、副詞として「驕りを捨てて取り組む」などと使われます。
「驕り」は「自分は優れていると思い込んでいい気になること」という意味、「捨てる」は「不用のものとして、手元から放す」から転じて「持ち続けてきた思いなどをなくす」という意味、「驕りを捨てる」で「自分は優れていると思い込んでいい気になり続けてきた思いをなくすこと」になります。
基本的に、自分を否定するために使われる言葉です。
「自信を持つ」と「驕りを捨てる」の違い
「自信を持つ」は「自分は優れている、または正しいと心の中にいだくこと、自分を肯定するために使われる」です。
「驕りを捨てる」は「自分は優れていると思い込んでいい気になり続けてきた思いをなくすこと、自分を否定するために使われる」です。
まとめ
今回は「自信を持つ」と「驕りを捨てる」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。