人の「能力」が頼もしいことを表す言葉には「甲斐性」があります。
この記事では、「甲斐性」と「能力」の違いを分かりやすく説明していきます。
「甲斐性」とは?
「甲斐性」は「かいしょう」と読む言葉であり、物事をやり遂げたり完遂する気力を持っていることを表します。
「甲斐性」はこれ以外にも働きが頼もしいことや物事に対して根性を持っていることを表す時にも使うことが可能です。
「甲斐性」は仕事や経済的な生活能力が優れている性質を表す意味として使われることが多く、「男の甲斐性」という風に使われています。
「能力」とは?
「能力」とは物事を成し遂げる力や可能とする頭脳を表す言葉です。
「能力」は生まれながらに持っているものから、勉強や仕事で見に付くものも存在します。
「能力」は英語で「アビリティ」と読み、こちらはカタカナ語として色々な場面で使われています。
「能力」は人の才能や技量以外にも、物質や製品の機能や収容性にも使うことが可能です。
「収容能力」は場所や空間などに人や物を入れる時に使う言葉であり、こちらは英語で「キャパシティー」と呼ばれています。
「甲斐性」と「能力」の違い
「甲斐性」は仕事を成し遂げたり生活経済を上手くやり遂げる能力を表す言葉です。
「能力」は物事を成し遂げる力や頭脳を示す言葉であり、様々な人が利用したり身に付けることが可能です。
「甲斐性」の例文
・『男の甲斐性という言葉はやや古いのですが、それでも自分は妻を手助けするのを心がけています』
・『そのホストは甲斐性なしな性格で有名です』
「能力」の例文
・『彼の能力は同年代と比べても抜きん出ている』
・『初期メンバーの能力値はやや低いこともあり、経験値稼ぎが必要です』
まとめ
「甲斐性」は物事や仕事を成し遂げる力を示す言葉であり、男性の逞しさを表す時によく使います。
「能力」は才能や努力によって身に付けることが可能であり、仕事や生活などに役立つものとなります。
