モチモチvsシコシコ!?この記事では、「生パスタ」と「乾燥パスタ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「生パスタ」とは?
日本でも2000年代前後から家庭用のパスタマシーンに加えて、小麦粉の一種であるデュラム・セモリナ粉が入手しやすくなりました。
またコンビニの弁当コーナーにあるカルボナーラやミートソースがフェットチーネを使用した生パスタが登場し始めたのも90年代末期の頃からです。
実際にはイタリア北部では軟質小麦粉を使っている事もあり、強力粉で代用も可能。
イタリアの家庭それぞれにパスタの個性がある通り、作り方は千差万別と言っていいでしょう。
出来上がったパスタをパスタマシーンにかけたものが生パスタになります。
「乾燥パスタ」とは?
日本の蕎麦・うどん・素麺などのいわゆる乾麺と同様に生パスタを乾燥させたのが乾燥パスタ=乾燥スパゲッティと言っていいでしょう。
作り方は他の乾麺と同様に100%デュラム・セモリナ粉に水を加えて練り生地を構築。
あとはパスタマシーンで製麺して高温で乾燥させるだけです。
「生パスタ」と「乾燥パスタ」の違い
「生パスタ」と「乾燥パスタ」の違いを、分かりやすく解説します。
端的にいえば「生パスタ」の食感はモチモチ、「乾燥パスタ」はシコシコだと言っていいでしょう。
前者は当然水分を多く含んでいるため茹で時間も短いのが特徴です。
後者は乾燥した状態なので茹でる時間はかかりますが、パスタの理想の状態の食べ頃の状態とも言える“アルデンテ”を作れるのは圧倒的に「乾燥パスタ」だと言っていいでしょう。
まとめ
「生パスタ」はデュラムセモリナ粉だけでなく、軟質小麦、日本では強力粉などベースは様々。
卵の使用の有無など家庭の数だけ生地・パスタの違いがあると言っていいでしょう。
水分の含有量は当然違いモチモチした食感が特徴です。
「乾燥パスタ」は100%デュラム・セモリナ粉を使い、パスタ生地を製麺して乾燥させたものです。
パスタの代名詞とも言えるアルデンテを楽しめるのは圧倒的に「乾燥パスタ」だと言えるでしょう。