この記事では、コストコの鮭「ロシア産」と「チリ産」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ロシア産」とは?
「ロシア産」の鮭はロシアの海で獲れた紅鮭です。
紅鮭は養殖が一般的ではなく「ロシア産」の紅鮭も天然物になります。
品種的に生の状態では赤みが強いのが特徴ですが、加熱したあとは他の鮭と比べても色は大きく変わりません。
味は魚としての旨味も塩っ気も強いのが特徴です。
身も引き締まっていて肉質も旨味もギュッと詰まっている鮭ですが、人によってはしょっぱいと感じる人も少なくないでしょう。
「チリ産」とは?
「チリ産」の鮭はチリで養殖された銀鮭です。
チリは鮭の養殖において世界2位の国であり銀鮭もチリで大量に養殖されている鮭の一種となります。
銀鮭は生の状態だと皮が名前通り銀色に光るのが特徴ですが、焼くと焦げ目で皮の色も褪せます。
味としては脂がよく乗っていて脂の旨味が存分に楽しめるのが特徴です。
身はふっくらとしていて柔らかい肉質をしています。
味が薄くない程度に塩分が控えめなのでそのまま焼いて食べてもしょっぱいとは感じにくく美味しく食べられるでしょう。
コストコの鮭「ロシア産」と「チリ産」の違い
「ロシア産」と「チリ産」の違いを、分かりやすく解説します。
「ロシア産」のものは天然の紅鮭なのに対し「チリ産」は養殖物の銀鮭です。
「ロシア産」は旨味も強いですが塩分も強く、身が引き締まっていることもあり強い存在感があります。
それに対して「チリ産」の鮭は脂の旨味が前に出て塩味は多少控えめで、食感はふっくらとしていて歯ざわりも味も柔らかい印象を与える鮭です。
まとめ
コストコで取り扱っている「ロシア産」の鮭と「チリ産」の鮭は天然と養殖の違いはありますがそれが味を決めているのではなく、品種の違いが味と身質の違いになっています。
鮭の肉の旨味と塩味が強くしっかりした身質がいいなら「ロシア産」を、濃すぎる塩気が苦手だったり柔らかい食感の鮭が好きなら「チリ産」を選ぶといいでしょう。