この記事では、「テーマ」と「モチーフ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「テーマ」とは?
テーマは、themaとも表記される言葉です。
それもそのはずで、ドイツ語のThemaを日本語のカタカナ表記にしたのが、このテーマの言葉となっています。
以上の事からテーマは、創作や行動を行う上で基調となる考え、という意味を示すのです。
特に芸術作品等を製作する上で、主題となる考えを表現する言葉として、このテーマの言葉が用いられています。
「モチーフ」とは?
モチーフは、motifとも表記可能な言葉です。
こちらはフランス語であるmotifを、日本語のカタカナに変換して誕生した言葉となっております。
だからこそモチーフは、美術や文学等で創作の切っ掛けとなった主要な題材とか思想を表すのです。
つまりは、その芸術作品等を生み出す動機となった考えや題材を表現する際に、このモチーフの言葉が使用されています。
「テーマ」と「モチーフ」の違い
テーマとモチーフの文字表記を並べて見比べを実行してみると、使用している大半の文字も読み方も違っている言葉同士であると直ぐに気付けるものです。
所がどちらも外国語をカタカナ表記にした言葉であり、表現する意味にも似ている部分があるので、使い分けを意識すると迷ってしまう人も少なくありません。
とはいえテーマは、ドイツ語を由来としており、主に創作する上での主題となる考えを示すのです。
もう一方のモチーフは、フランス語を由来としていて、創作の動機となった思想とか題材を表します。
まとめ
2つの言葉は、文字表記も読み方も似ている訳ではありません。
ですがどちらも外国語をカタカナにした言葉で、指し示す意味にも似ている部分があるのです。
ただし表現する意味合いには相違点が存在しており、テーマは、創作を行う上での基調となった考えという意味で用いられる言葉となっています。
対するモチーフは、創作の切っ掛けとなった主な題材や考えといった意味の言葉として使われているのです。