この記事では、「明けない夜はない」と「止まない雨はない」の違いを分かりやすく説明していきます。
「明けない夜はない」とは?
「明けない夜はない」の語源はシェイクスピアの悲劇「マクベス」の第4幕第3場のラストで登場するマルカムが言った“The night is long that never finds the day”。
日本語で、この言葉が「明けない夜はない」となります。
辛いことや悪いことを真っ暗闇に例えた言葉で、必ず明るい朝は来るということから、辛いことや悪いことは続かないといった例えとして用いられる言葉です。
「止まない雨はない」とは?
「止まない雨はない」は、辛いことや悪いことを降り続く雨に例えた言葉です。
どれだけひどい嵐でも、どれだけ長く続く雨でも、必ず雨は止みます。
そのことから、どれだけ辛いことや悪いことでも、長く続く辛いことや悪いことでも必ず終わりを迎えるといった意味として「止まない雨はない」を使用します。
「明けない夜はない」と「止まない雨はない」の違い
「明けない夜はない」と「止まない雨はない」の違いを、分かりやすく解説します。
「明けない夜はない」と「止まない雨はない」は同じ、辛いことや悪いことでも必ず終わりを迎えるといった意味を持つ言葉です。
その状況を何に例えているかといった違いがあり、「明けない夜はない」は、夜の真っ暗闇を辛いことや悪いことに例え、必ず明るい朝が来るといった例え。
「止まない雨はない」は、雨を辛いことや悪いことに例え、必ず雨は止むといった例えになります。
「明けない夜はない」の例文
・『明けない夜はないという言葉を信じ頑張り続けます』
・『辛い時にコーチに言われた明けない夜はないという言葉は心にしみました』
「止まない雨はない」の例文
・『止まない雨はないはないと信じて、もうひと踏ん張りすることにしました』
・『今は恩師に言われた止まない雨はないという言葉を信じ頑張ります』
まとめ
以上のように、辛いことや悪いことを何に例えているのか。
その違いが2つの言葉にはあります。