ワークスの登場で方向性が変わった?
この記事では、「ジョンクーパーワークス」と「クーパーS」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ジョンクーパーワークス」とは?
伝説のエンジニア「ジョン・クーパー」氏の名前を冠に抱き、彼の残した最高の仕事を思い浮かべる事ができる最高品質のMiniとして存在。
WRCやダカールラリーをはじめとしたレース活動で培い蓄積された技術を還元したハイエンドモデルだと言っていいでしょう。
グレードは4つから構成されています。
下位グレードも通常Miniシリーズのトップグレード以上のカタログスペックを所有。
また走りを楽しめるコンバーチブルカーも設定されています。
トップグレードの「clubman」と「crossover」はターボエンジン搭載でパワーと走りのバランスに優れた車です。
全てのグレード共通で内装、外装ともにオプションでよりカスタム化が可能。
スポーティかつ高級感を演出できるのは間違いありません。
「クーパーS」とは?
『ローバー』社を買収したドイツ『BWM』が2001年3月に発売開始した3ドアハッチバックR53が初代となり、当初からエンジンにスーパーチャージャーを搭載したスポーティモデルでした。
2006年11月発売の二代目R56を経て、現行モデルは2014年に発売以降マイナーチェンジを繰り返しています。
基本的な現在の立ち位置は3ドア、5ドアモデルの最上級仕様車だと言っていいでしょう。
「ジョンクーパーワークス」と「クーパーS」の違い
「ジョンクーパーワークス」と「クーパーS」の違いを、分かりやすく解説します。
前者はワークスを冠に頂いており、よりスポーティかつスペシャリティなオンリーワンな1台だと言っていいでしょう。
エンジンもローエンドモデルからツインターボエンジンを搭載し、走りだしから加速、通常走行までを快適に楽しむ事ができるはずです。
一方のクーパーSは街乗りや終末のロングドライブといった通常の乗り方をする分には快適な仕様だと言えるでしょう。
実際にマイナーチェンジを繰り返して居住空間、バゲットエリアは拡大。
より普段使いの快適性を目指したものとなりました。
トランスミッションが7速と8速、エンジンの最大出力等のカタログスペックは当然ながら、全てワークスが上回るのは値段を考慮すれば至極当然だと言えるでしょう。
まとめ
「ジョンクーパーワークス」はよりパワフルでスポーティな走りを意識したハイエンドモデルだと言っていいでしょう。
またカスタム化によるオンリーワンな1台に仕上げる事が可能です。
値段を考慮すれば至極当然なスペシャリティカーだと言えるでしょう。
一方の「クーパーS」は3ドア5ドアモデルの最上級車だと言っていいでしょう。
下位グレード車とは違い2リッターエンジンを搭載し、普段使いなら充分満足できる1台です。
同じスポーティな走りは体験できるもの街乗りでは過剰なスペックを切り落とし、普段使いに寄せた上級車だと言っていいでしょう。