この記事では、「台湾カステラ」と「シフォンケーキ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「台湾カステラ」とは?
台湾カステラとは台湾生まれのスイーツで、フワフワとした軽い食感が特徴です。
台湾の北部にある淡水(ダンシュイ)という町で昔から食べられていました。
日本人が持ち込んだカステラを台湾人好みに改良したものといわれています。
また、本場の台湾ではグーザオウェイダンガオとかシエンカオダンガオ等と呼ばれているので、台湾カステラといっても通用しません。
台湾カステラは韓国でブームになり、それが日本にも波及して人気となります。
台湾カステラの専門店も登場しました。
「シフォンケーキ」とは?
シフォンケーキとはスポンジケーキの一種で、フワフワとした食感のケーキになります。
アメリカで誕生したもので、サラダ油が使われています。
軽くて薄い生地のシフォンのようだということでシフォンケーキと名付けられました。
小麦粉や卵黄、砂糖、サラダ油などの材料を混ぜて型に入れ、オーブンで焼き上げて作ります。
「台湾カステラ」と「シフォンケーキ」の違い
台湾カステラもシフォンケーキも、フワフワとした食感が特徴のスイーツです。
台湾カステラは台湾で生まれましたが、シフォンケーキはアメリカで生まれています。
どちらもバターではなく植物油を使っているので、フワフワとした軽い食感になります。
焼き方には違いがあり、台湾カステラは湯せん焼きという方法で作ります。
直接加熱するのではなく、蒸し焼きにしているのです。
シフォンケーキの場合には、オーブンでそのまま焼き上げます。
そのためどちらもフワフワしていますが、台湾カステラの方がよりフワフワとした食感になっています。
まとめ
台湾カステラとシフォンケーキの違いは、焼き方にあります。
湯せん焼きで蒸すように作るのが台湾カステラで、オーブンで焼き上げるのがシフォンケーキになります。